令和6年7月4日、八代消防署において八代東高等学校普通科スポーツコースの生徒26名が専門教育の一環として、着衣泳を体験されました。
水の事故の8割は、着衣状態で起きていることを説明した上で、生徒に着衣泳を実践させ、着衣状態で水に落ちたらどんな状態になるのか、着衣状態での動きにくさを体験してもらいました。次に、着衣泳の基本的な考え方である自分自身の浮力や周囲の物の浮力を活用し、浮いて救助を待つ背浮きを指導しました。
生徒は、要救助者として水に落ちた時の対処法を真摯に取組み、ペットボトルなどの浮力を体のどの部分に置くと体が浮くのか、安定した呼吸ができるかを考え実践する姿が見られました。